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Meditelibro-地中海都市的文庫
スペイン、フランス、モロッコ、イタリア、ポルトガルなど、地中海周辺の"ひと中心"の都市の魅力や、そこで営まれる人間味あふれる生活を伝える本を、私の書棚の中から紹介していきます。
スペイン食文化の、豊かな風土性や地方色を概観できる本
スペインバルブック―food&style
/柴田書店 (2008/02)

<勝手にミシュラン★★>

スペインの面積は日本の1.3倍、日本と同様に豊かな風土性を有するスペインの食文化を概観できる本。すべてがバルではないものの、アンダルシア、ガリシア、バスク、カタルーニャ、バレンシア、バレアレス、マドリードの各地方(と日本)のバルレストランの代表的な料理を紹介する写真の数々は、眺めているだけでもスペイン料理の地方色と多様性を楽しむことができます。


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テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

スペイン各地の風土や文化を、モデルとなる旅を通して総覧
スペイン5つの旅
/中丸明氏
/文芸春秋 (2000/07)

<勝手にミシュラン★>

スペイン各地の風土や文化を、モデルとなる5つの旅を通して概観できる本。カスティージャ・ラ マンチャ、アンダルシア、カタルーニャ地方等の、風土や歴史から、芸術文学、名産品に至るまで、広範に渡る知識を旅行している気分になって得ることができます。著者特有の表現には少々癖がありますが、これからスペインを旅行する予定の人は、行く前に読んでおいて損のない文庫本です。

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多様性や個性が生み出す、イタリアのバールの面白さ
バール、コーヒー、イタリア人 ~ グローバル化もなんのその
/島津菜津氏
/光文社新書 (2007/03)

<勝手にミシュラン★★>

イタリア人の生活に欠かせないBARバールの存在を、様々な角度から捉えた本。自己の個性や主張を表現して毎日の生活を楽しむイタリア人と、その生活に欠かせない要素である場としてのバール、そしてそのバールにいる主人の、それぞれの“人間力”が、この本を読んでいるとよく伝わってきます。グローバル化が進む現代にあって、多様性や個性の意味を再認識させられる、そんな一冊です。


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パリのカフェ100店をジャンル別に紹介
パリカフェ100 ~ パリの街を歩いて…!
/金沢倶楽部 (2005/10)

<勝手にミシュラン★>

パリカフェ100店を、テラス&ジャルダン・カフェ、ドレンディ&テーマ・カフェ、街角・カフェ、歴史的カフェなど、14のカテゴリーに分類して紹介する本。店舗の内装やテラスなど、各店の雰囲気が伝わる写真が多数掲載されていて、眺めているだけでも楽しい一冊です。アドレスや電話番号、地図などの基本情報もあるので、実際に行きたくなった人にも便利?

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パリの魅力を“通り”を切り口に紹介
パリのおさんぽ
/プロジェ・ド ランディ氏
/竹書房 (2004/12)

<勝手にミシュラン★>

パリの街を“通り”を切り口に紹介する本(写真集?)。趣きのある“通り”や“小路”の、お店や建物のファサード外観)をつなげたパノラマ写真が中心で、眺めているだけでとっても楽しくなってきます。小奇麗な通りが集められていますが、街の魅力が、一店一店のお店の“点”だけではなく、それらが集まった小路や場所という“線”や“面”によってつくられていることを再認識させられる、そんな一冊です。


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